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家族の一員

2017年07月06日

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皆様こんばんわ!

喜八花丸です。

 

突然ですが、皆様『ペット』は飼っていらっしゃいますか?

犬・猫のような一般的なペットから、イグアナや蛇などの爬虫類、グッピーやアロワナなどの熱帯魚まで、色々な種類がいますよね。

ただ、総じて言える事は、ペットを飼っている方は、かなり高い確率で、ペットと言うより家族として接していると思います。

愛情を注げば注ぐほど、彼(彼女)らも愛情を返してくれる、とても尊い存在です。

 

 

昨日、私の知り合いが飼っている犬が亡くなりました。

崩壊したブリーダーから引き取った子で、元々、沢山子供を産まされて、体は弱くなっていたそうです。

正確な年齢は不詳ですが、推定7才~8才でした。

犬も人間と同じような病気になる事があり、その子はガンでした。

いろんな場所に転移していて、手術してどうにかなる状況ではありませんでした。

半年ほど前に病気が発症し、治療を続けていたのですが・・・。

家族として迎え入れて、ちょうど2年でした。

 

知り合いは数日、外せない仕事で海外に出張に行かなければならず、その間は親族が餌や散歩など面倒を見ていました。帰宅して1日後、彼女はパパとママに看取られながら、天国に旅立ったそうです。

 

私は思うんです。

多分、彼女は、お世話になったお礼をしたかったのではないかと。

本当は、凄く痛かったけど、家族の一員として2年間愛してくれたパパとママに、お礼を言ってから旅立ちたかったのではないかと。

 

昨年、亡くなったウチの子(喜八と言います)も、そうでした。

私達夫婦は共働きで、夫婦で休みが重なるのは週に1度、水曜日だけでした。

 

ある日曜日。1週間前まで元気に走り回っていた彼が、急に動かなくなりました。

病院につれて行き診察してもらったところ、急性膵炎で、生存する確率は非常に低いと診断されました。

『かなり可能性は低いが入院させ、薬の入った点滴で寛解を目指す』か『自宅に連れて帰り最後を看取る』どちらかの選択をしなければなりませんでした。

私達は少しの望みでも可能性があるならと、入院を選択しました。

週が明けた火曜日。病院から連絡があり、最後に会っておいた方が良いと言われました。

急いで病院に向かい、先生方と話した時には、覚悟はしていたけれど、涙でまともに喋れていなかった記憶があります。

その後、面会となった時に、驚きました。(正確に言うと後で先生に聞いて驚きました)

今までずっとグッタリとしていた彼が、立っていました。

目は虚ろで、フラフラして、今にも倒れそうでしたが、しっかり立って待っていてくれました。

 

その後、水曜日の早朝まで頑張ってくれて、私達は休日の水曜日に無事に葬儀を済ませる事が出来ました。

私達は勝手に『今日ならパパとママお休みでしょ?その日以外は忙しいから、それまで頑張ったよ』って考えてくれたんだと思ってます。

 

実際には、偶然が重なっただけなんだと思います。

でも言葉が伝わらないだけに、何か特別なモノで繋がれる、それがペットという大切な家族なんだと思います。

 

小豆ちゃん、『虹の橋』で喜八と仲良く遊んでね-。

 

喜八花丸でした-。

 

 

 

 

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