火災保険料が来年度にも値上げ
先日のニュースで火災保険料が来年度にも値上げされる見通しとなったと報道されましたネ。
原因は自然災害などで保険金の支払額が増加したためとの事。
損保各社は基準改定を踏まえて平成31年中にも住宅向け火災保険料を上げる見通しだそうです。
各社は個別に値上げ幅を決めるが、地震保険料も来年1月に値上げする見込みでマイホーム購入時の負担が増しそうです。
2年前の熊本地震での支払保険金は3757億円(2017年3月末時点)で、東日本大震災の支払保険金(1兆2749億円)に次いで2番目。
また、地震保険は大きな地震災害が起こると加入者が増えるそうです。
「熊本地震から1年間の地震保険加入率の伸びは、
熊本県が29.8%→35.6%、
大分県が23.1%→24.6%、
福岡県が32.8%→34.2%という具合です。
『地震保険に入っていて助かった』という人の話を聞いて加入する人が多いのでしょう」
都道府県別の地震保険加入率(2016年度末)を見ると、トップは宮城県の51.8%、一番低いのは沖縄県の14.8%と地域差が大きいことがわかります。
大震災を経験したところは加入率が高い傾向がありますが、日本は地震・噴火・津波がいつどこで起こってもおかしくない災害列島です。
尚、 地震保険は単独では加入できず、必ず火災保険とセットで契約しなければなりません。
ちなみに、火災保険に入っていても地震保険に入っていなければ、地震が原因で発生した火災や津波などの被害に保険金は一切おりません。
地震保険の保険金額は火災保険の保険金額の30~50%の範囲内で設定します。
つまり、建物に2000万円の火災保険をかけている場合、地震保険は上限1000万円になります。
「いつ起こるかわからない地震に備えて保険料を払い、家が半壊しても数百万円しか補償されないなら、建て替えなんて無理」という人も少なくないでしょう。
但し、当社で取り扱っているAIG損保では地震火災費用保険金支払割合変更特約というオプションがあります。
この特約では地震が原因で全焼のときに、ご契約金額の100%をお支払いするという商品ですので地震を心配されている方にはお薦めです。
未加入の人も、いつ来るかわからない地震への備えの1つとして、加入を考えてはどうでしょうか。
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